ISO 9001:2008

QNX の管理システムは、国際的に認知されている ISO 9001:2008 規格の認可を受けています。ISO は、顧客の要件を満たし、満足度を向上させる能力の保証を提供する国際規格として確立されています。監査では、QNX ソフトウエアの設計開発のプロセスとシステム、および関連サポート サービスが評価さ& #12428;、認可が行われました。

ISO は、自発的でコンセンサス ベースの国際規格を開発するグローバル リーダーです。現在、16,500 を超える ISO 規格および関連文書があり、最新の製品、サービス、プロセス、資材、システム、優れた準拠評価および管理組織慣行の要件を規定しています。

医療機器用ソフトウエア ライフサイクル規格 IEC 62304

QNX® OS for Medical (医療機器向け QNX® Neutrino® RTOS) は、医療機器のソフトウエア ライフサイクル プロセスに関する国際電気技術委員会 (International Electrotechnical Commission (IEC) の62304 規格要件に準拠しています。IEC 62304 は、活動やタスクを定義しライフサイクル プロセスの枠組みを提供する国際的な規格であり、IEC 14971 が定めるリスク& #31649;理に関する要件も取り込んでいます。

IEC 61508 安全度水準(SIL) 3

QNX Neutrino RTOS セーフ カーネルは 、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission - IEC)規格 61508 安全 度水準レベル3(SIL3)認可を取得しました。IEC 61508 は、電気システムの機能安全性に関する国際規格です。輸送、エネルギー生成、プロセス制御、およびその他の産業のセーフティ クリティカルなシステムで使用する際&# 12395;、高度な信頼性とリスク低減を実現します。IEC 61508 の認可には、独立認可団体による統計的な評価が行われます。

コモン クライテリア ISO/IEC 15408 評価保証レベル(EAL)4+

QNX Neutrino RTOS セキュア カーネルは、コモン クライテリア ISO/IEC 15408 評価保証レベル(EAL)4+ の厳しい要件に準拠しています。評価対象(TOE)には、成熟した QNX Neutrino RTOS カーネルのみならず、マルチコア(対称型および限定型マルチプロセシング)およびセキュアなパーティショニングテクノロジが含まれてい&# 12414;す。EAL 4+ 認可は、申請されたセキュリティ パラメータが Canadian Security Agency - CSE(カナダ安全保障庁)の独立ラボによって系統的に検証されたことを保証し、QNX Neutrino セキュア カーネルが EAL4 の保証要件を上回ることを意味します。

コモン クライテリア(Common Criteria for Information Technology Security Evaluation)、すなわち情報技術セキュリティ評価基準は、米国政府、カナダ、その他 23 カ国が合意する国際規格であり、セキュリティ機能、セキュリティ保証、およびセキュリティ評価の基準を確立するものです。

POSIX PSE52 リアルタイム コントローラ 1003.13-2003

QNX Neutrino RTOS は、「POSIX: Certified by the IEEE and The Open Group」プログラムのもと、POSIX PSE52 リアルタイム コントローラ 1003.13-2003 システム製品規格への準拠が認可されています。このため、QNX Neutrino を採用する企業や官公庁は、軍事、ネットワーキング、医療、自動車など幅広いシステムで必要なリアルタイム性とコード ポータビリティ&# 12398;両方を利用することができます。PSE52 規格でカバーされている機能に加え、QNX Neutrino は、その他 POSIX 1003.1コマンド、ユーティリティ、プログラミング インターフェイスを数多くサポートしています。

POSIX PSE52 認可はまた、米国国防省 JTRS(共同戦術無線システム)プログラムなどのソフトウエア無線(SDR)市場に QNX ソフトウエア システムズが深く関わっていることを示しています。PSE52 は、JTRS 義務付ける操作互換性規格であるソフトウエア通信アーキテクチャ(SCA)の基盤でもあります。

OpenGL® ES

QNX ソフトウエア システムズは、OpenGL ES 規格準拠の認可を取得しています。OpenGL ES は、組み込みシステムにおけるフルスクリーン 2D および 3D グラフィックス向けクロスプラットフォーム API です。QNX はまた、Khronos Group の一員として貢献しています。Khronos Group は、多様なプラットフォームおよびデバイスでダイナ&# 12511;ック メディアを再生できるようにするオープン スタンダード API 開発を主眼とした業界協議会です。QNX は、OpenGL ES および OpenVG™ プロジェクトで積極的に活動しています。これらのプロジェクトは、車載コンピューティング デバイス、カジノゲーム アプリケーション、産業制御システム、その他&# 22810;様な組み込みプラットフォームでの 3D および 2D グラフィックス アクセラレーションを目指すものです。